
90年代にWorld Industries系列の
グラフィックを
担当したアーティストである
ショーン・クライヴァー
(SEAN CLIVER)が
スタートしたスケートブランドの
Paisley Skatesがブランド名を
STRANGELOVEに
新たに変更し
再スタートしました。
SEAN CLIVERは
VANS SYNDICATEから
シューズがリリースされたり、
SUPREMEから
デッキやTシャツも
リリースされているので
ご存知の方も多いかと思います。
Strangeloveはリミテッドで
デッキやTシャツを作り
ユルりと運営しているブランドです。
最近ではStrangelove x 某 SBも
かなり話題となりました。
しかしアパレルもデッキも
取り扱っているショップは
日本ではほぼ無いです。
まず以下のSean Cliverの
説明を読む前に
長年に渡って宗教漫画を
配布している米国の
Jack Chickという漫画について。
Jack Chickの宣教漫画は
普通のコミックスの他に
俗に”Chick tracts”と呼ばれる
小冊子(トラクト)がとても有名で、
こうしたトラクトはバス停とか
電話ボックスに
置かれていたんだそうです。

その内容は主として、
「罪」のレクチュアと
悔い改めのすすめ。
人々がクリスチャンの
導きによって罪の何たるかを知り、
地に伏して改心するというのが
代表的なストーリーのパターンです。
もしくは悔い改めずに死後、
地獄に落とされます。
地獄は漫画の登場人物たちが
悔い改めに至る最大の動機であり、
その存在は比喩などではなく、
そこへ人間を誘い込むサタンと
その一派同様実在のものとして
強調されています。
Chick tractsでは天国より地獄、
神の愛より神の裁きが
フィーチャーされているのだとか。

まあ長くなりましたが要は
ちゃんとしてないと
神の裁きが下るぞ的な
宗教を広める
フリーの漫画が昔はバス停や
電話ボックスにあったんですかね?

というわけでここから
Sean Cliverです。
ちょっとよく覚えてませんが
このTシャツとかデッキは
Halloweenにリリースされたのかも。

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スケーターなら誰でも
公共交通機関を利用している時に
バス停やなんかで
このようなコミカルな小冊子に
出くわしたことがあるはずだ。
その多くは人類に次のような
危険を警告している。
まあ事実上、ありとあらゆるものの
危険性を警告している。
ジャック・チックはまさに
あらゆる暗黒時代の意味での
現代の十字軍だった。
彼が一貫して非難していたのは
ハロウィーンという祝日の伝統だった。
なぜか?彼はそれが悪魔の誕生日だと
主張したからだ。そうだ。
悪魔の誕生日だ。なんという愚か者だ!
しかし、彼の過激な
宗教的創造物には感謝している…
というのも、彼らは実に面白く
長年にわたって
多くのポップカルチャーに
インスピレーションを
与えてきたからだ。
そして不吉な性質を持つ
このTシャツもそのひとつだ
(もし私が描いているこの絵から
あなたがこれから起こるであろう
悲劇の前兆を感じ取れるならね)
Sean Cliver
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というわけで
今回も暗い!! めっちゃ根暗!!
Sean Cliverっぽいw
これならやっぱり同じ宗教でも
Jah Rastafariの方が
モクモクしてBADなギャルと
ワイニーもOKで
そっちの方がハッピーか?

というわけでJack Chickの
小冊子の様な
強烈なメッセージとイラストが
プリントされたTシャツです!
これアメリカの人は
着るの勇気いるだろうなぁ(笑)
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