このロンTはアツいです。
このロンTのプリントに秘められた意味が
分かる人が日本に一体何人いるか分かりません。
ひょっとしたらいないかも。
これが分かったのは僕ではなく
ヘッシュの夏番長カツさんです。
1982年に公開されたショーン・ペン主役の映画、
「Fast Times at Ridgemont High」。
邦題は『初体験/リッジモント・ハイ』で
アメリカの高校生達の恋と青春を描いた青春映画。
邦題で”初体験”とされているので
まあ内容はアナタの考える通りの
モッコリムービーなのですが
2005年にはアメリカ国立フィルム登録簿に
永久保存登録されているから凄いです。
この映画の中でショーン・ペンはJeff Spicoliという
サーファーの学生の役なのですが
サーファー仲間とハンバーガー屋さんに入ると
サーファーなのでバーガー屋に入った途端に
みんながTシャツを脱ぎだします。
しかしすぐに店員に注意をされて
窓ガラスに”NO SHIRT NO SHOES NO DICE”と
張り紙が貼られているのを指摘されるシーンがあります。
上半身裸、靴も履かない、という人たちには
サービスなし(No Dice)、と貼り出されています。
このロンTはその注意の張り紙が
そのままフロントにプリントされています。
そして右のスリーブにはチェッカーボードが
プリントされています。
これはこの映画の中でショーン・ペンが
このチェッカーボードの新品のVANSを
箱から出して自分の頭を叩くシーンがあり、
(というのもボングの方で摂取して
ぶっ飛んでるからなんですが、、)
この映画の大ヒットの影響で
VANSのチェッカーボードのスリッポンも
大ヒットし、VANSの今があるのも
この大ヒットによるものという逸話があるくらいです。
要するにこのロンTはリッヂモントハイから
インスパイアされたロンTなんです。
で、このリッヂジモントハイは
Anti Heroが好きな人なら2011年から12年にかけて
このリッヂモントハイ・シリーズの
デッキやTシャツをリリースしていたので
覚えているかもしれません。
このシリーズは今となっては
僕はめちゃめちゃ欲しいです。売るんじゃなかった、的な。
最近ではこの917の他にも
LAKAIもリッヂモントハイのネタを
商品化しています。
要するに80年代に青春時代を過ごしていた
アメリカのスケーターやサーファーの
一番好きな映画だったと思われます。
この映画を好きな人は日本にも多くいて
Beamsの加藤さんやwtapsのテットさんも
ポスターを持っている程です。
もう今やアメリカの大手ファストフードの
バーガー屋さんのお土産アイテムを喜んで着たり
マクドナルドのロゴをパロディーしたりなんて
ちっとも面白くないかもしれません!?
やはりこれくらい深くないとね。
最後まで駄文を読んで頂きありがとうございましたw
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