昨日はPlatipusのZaroshがヘッシュに来てくれました!
Zaroshはヘッシュ5周年イベントでJason Adamsに来日してもらった時に
たまたま来日していてそれ以来ですので、
9年ぶりにヘッシュに戻って来てくれたわけです。
相変わらずめちゃめちゃ良いやつで
とんでもなくマイペースで
素晴らしいパーソナリティを持ったスケーターなのですが
今回はZaroshの奥さんのBrookeさんと来てくれました。
来る前からとりあえずメールでDear, x SSZ x Heshdawgzの”Mad Circle Collection”を見たいんだ!と何度も言ってきていたので
どういう繋がりがあるのかな、、ZaroshはMad Circle好きな様には見えないなあ?
なんて思ってたら、、
実はZaroshの奥さんは昔サンフランシスコで
スケートショップを数人でやっていたらしく、
当時まだ無名だったBarry McGee(Twist)に
店の中に描いてもらったりしていたそうなんです。
(ヤバスギ!)
そしてなんとBarry McGeeとMad Circle,
要するにJustin Girardを結びつけたのはBrookeさんなんだそうです。
(Mad CircleはJustin Girardのブランドだったので)
今回のDear, x SSZ x Heshdawgzの”Mad Circle Collection”というのは
どちらかというと当時のBarry McGeeモノを商品化出来たことに
みなさんから共感を得ることが出来、
世界中からオーダーが届いたというような、
ワールドワイドに意味のあるコレクションになったわけですが
(このコレクションのアイデアを思いついたはBeams SSZの加藤さん)
まあこのBrookeさんが居なかったら
こんなことが起きていなかったかもしれないというわけです。
で、このBrookeさんはJustinと交際するのですが
(そしてその後Justin Girardと結婚して離婚、でも今はZaroshの奥さんね)
当時Justin GirardはNew Dealのプロだったので
Andy Howellがグラフィックをやっていました。
で、そのAndy Howellは
ターミネーターやロボコップなどの先駆的なモデルとして知られる
「RanXerox(ランゼロックス)」を生み出した
イタリア出身、パリで活動する危険な魅力に満ちたタニノ・リベラトーレが
好きだったみたいです。
特にLubnaという女のキャラクターが好きで
Justinのグラフィックを描くにあたって
Lubnaにインスパイアを受けて
当時のガールフレンドだったBrookeさんを描き
上の写真の左半分の白Tのように”Susie Switchblade”が完成したそうです。
さらにさらに最近SupremeがAndy Howellのプロダクツを展開していて
あの”Susie Switchblade”が
このステッカーの様にiPhoneを持って現代版になった
バージョンが販売されている、、ということです。
とまあこんなに長く読んで
この情報を知ってて得するかどうかは分かりませんが(笑)
『商品に隠されたストーリー』という意味では面白いのではないでしょうか?
というわけでZaroshとBrookeさんありがとう!