90年代にWorld Industries系列の
グラフィックを担当したアーティストである
ショーン・クライヴァー(SEAN CLIVER)が
スタートしたスケートブランドが
Paisley Skates。
数年前にブランド名を
Strangeloveに新たに変更し
再スタートしています。
SEAN CLIVERは
VANS SYNDICATEから
シューズがリリースされたり、
SUPREMEから
デッキやTシャツも
リリースされているので
ご存知の方も多いかと思います。
Strangeloveはリミテッドで
デッキやTシャツを作り
ユルりと運営しているブランドです。
最近ではStrangelove x Nike SBも
かなり話題となりました。
しかしStrangeloveの
プロダクツとなると日本では
ほぼどこも取り扱っていません
ヘッシュの映画評論家、淀川カツ治も
激オシの今回のコレクションは
本国アメリカでもリリース日は
SNSを中心にめちゃくちゃバズッていたので
気になっていたかと思います。(これホント!!)
それもそのはず、
アメリカのスケーターなら一度は観ている
元祖スケートムービーのひとつ
『Thrashin’』のコレクションだからです。
『Thrashin’』は1986年に公開された
スケートムービーで
コーリーというアマチュアスケーターが
ダウンヒルのコンテストの為に
ロサンゼルスにやって来て
不良スケートチームのメンバーの
妹と恋に落ちてしまう、、みたいな
ストーリーなのですがトニー・ホーク、
トニー・アルバ、クリスチャン・ホソイ、
スティーブ・キャバレロ等の
有名なプロスケーターが出演していますし、
淀川カツ治はDevo, Red Hot Chili Peppers,
501なんかをこの『Thrashin’』を観て出会い
好きになったそうなので気になる人は
この映画もぜひ観てもらいたいところです。
そしてStrangeloveのSean Cliverも
子供の頃『Thrashin’』を観て
Thrasher Magazineの誌面でしか
見た事のなかったスケーターが
映画の所々に登場し、
ウィスコンシン州の田舎町で育った
Sean Cliverには映画の様な世界が
遠く離れた所(カリフォルニア)では
実際に起こっていると思っていたそうです。
映画の中のどんな小さな情報も知りたくて
ビデオが擦り切れるほど『Thrashin’』観て、
その後映画の中で描かれている
南カリフォルニアに憧れ、
その地を訪れるも
カリフォルニアでのスケートボードは犯罪同然、
映画で見た世界とは程遠いものだったと
気付くわけです。
とはいえ『Thrashin’』に対する愛は消える事なく、
その後1992年ロサンゼルスの
プラナ・デル・レイに引っ越すと、
ある晩『Thrashin’』を観ていた時に
オープニングのシークエンスが
近所で撮影されたものだと
凄い発見をしてしまい、
出来るならこの映画を
“なにか形にしたい”と思い
Strangeloveから今回のコレクションが
リリースされたわけです。
すいません、、
前置き長いですなあw
で、このTシャツはその『Thrashin’』の中で
主人公のCorey Websterは映画の中で
いつか自分のプロモデルを出す
夢を語ります。
それを具現化したのがこのTシャツです。
要するに
「もしもCoreyがプロモデルを出していたら、、?」
という”もしもTシャツ”なわけです。
そしてこのグラフィックになっている
”SMASH SKATES”とは映画の中で
Coreyがダウンヒルのコンテストの
結果次第でスポンサーを結ぶ
架空のデッキブランドなんですが
このデザインもBAD BOY CLUBを彷彿とさせる
80年代スタイルを出して最高に良いです!
繰り返しになりますが
日本ではほぼ誰も着ていないであろう
Tシャツですし、アメリカでも
完売しているショップが続出していますので
この機会に是非!
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https://heshdawgz.stores.jp/items/59f56931ed05e6518200094a