90年代にWorld Industries系列の
グラフィックを
担当したアーティストである
ショーン・クライヴァー(Sean Cliver)が
スタートしたスケートブランドの
STRANGELOVE。
Sean Cliverが2004年に著した
「Disposable : A History of Skateboard Art」は
スケートボード・アートに関する資料集で
過去30年にわたる
名作デッキ・グラフィックを
カラーで多数収録されたものでしたので
Sean Cliverの名前をご存知の方は
多いかと思います。
さらにSean cliverは
VANS SYNDICATEから
シューズがリリースされたり、
SUPREMEからデッキやTシャツも
リリースされているアーティストです。
数年前には
Strangelove x Nike SBも
かなり話題となりました。
今はリミテッドで
デッキやTシャツを作り
ユルりと運営しているブランドです。
今回のグラフィックは
ALIEN WORKSHOPの
グラフィックアーティストとして
スケートインダストリーでの
キャリアをスタートさせ、
現在はさまざまなフィールドで
活動するアーティストとして知られる
Don Pendleton(ドン・ペンドルトン)と
Sean Cliverによる共作です。
そしてパッと見でも
伝わってきますが
なかなかに怪しさ全開ですね。
そして僕(CB)が調べてみました。
ボヘミアンクラブ(Bohemian Club)とは
世界各地にいくつか存在する
紳士社交倶楽部 (Gentlemen’s club)の名称です。
その中で特に著名なのは
サンフランシスコ市を本拠とする
「ボヘミアンクラブ・オブ・サンフランシスコ」
であり、2000余人の芸術界、財界、政治界、
および学術会の著名人を会員としています。
各倶楽部を統合する国際組織は無く、
それぞれ全く独立した組織なんだそうです。
よく調べてみると
ボヘミアンクラブ・オブ・サンフランシスコは
ダウンタウンのテイラー・ストリートと
ポスト・ストリートの角にあるのですが
僕はダウンタウンで用事がある時は
よくこの建物の前に車を駐車して
コインを入れて
路上駐車していました。
もともとHUFがあった場所も
1ブロック先と近かったですし。
たしかにこの怪しいゴージャスな建物は
なぜ建物の名前が書いてないのかなって
何となく頭の片隅にあったのですが
これがボヘミアンクラブの本部だっとは!
本部の壁にあるレリーフには
ボヘミアンクラブのモットーと
マスコットのフクロウが
描かれているそうで
ボヘミアンクラブは
1872年のゴールドラッシュが
過ぎ去ったばかりの
サンフランシスコにおいて、
当時の芸術文化の軽薄さ、
および卑屈さを嘆いた
新聞記者らにより設立されました。
現在でも「音楽、演劇、芸術、文学」を
柱とした芸術愛好紳士倶楽部として
続いています。
ボヘミアンクラブのモットーは
シェークスピア劇の「真夏の夜の夢」より
引用の“Weaving Spiders, Come Not Here”
(巣を張るクモよ、来るべからず)となっており、
(デッキにも入ってます)
ボヘミアンクラブの活動は社交および
友好を目的としたものである事とされ、
倶楽部外での利を得るための活動は
固く禁じられています。
ボヘミアンクラブは「紳士」と
名乗っているとおり、
会員資格は男性のみです。
会員になるための敷居は
なかなかに高くて、
現在入会には15年待ちが普通だとか。
また入会費2万5千ドルのほかに、
年会費5千ドルも必要です。
しかし本当に必要なのは
「この者、会員資格有り」と
他の会員から認められることで、
社会における実績、
アイビーリーグ卒業の学歴、
そして何より現会員との強力なコネです。
敷居が高いだけあって、
これまでの会員の顔ぶれは
まことにきらびやかです。
アイゼンハワー、ニクソン、フォード、
レーガン、ブッシュ父子の歴代大統領。
「トム・ソーヤーの冒険」や
「ハックルベリー・フィン」の著作で
有名なマーク・トウェイン、
「野性の呼び声」「白い牙」の
ジャック・ロンドン。
俳優クリント・イーストウッド、
ロックフェラー家の人々。
ウォールター・クロンカイト、
コリン・パウエル、
ヘンリー・キッシンジャーなどの
名前がずらりと並びます。
ボヘミアンクラブ・オブ・サンフランシスコの
メンバーたちが、
毎年サマーキャンプを開くのが
ボヘミアングローブ(Bohemian Grove)と
呼ばれる地です。
サンフランシスコの北方120kmの
ロシア川のほとり
ソノマ郡モンテリオ町
(Monte Rio, California)で、
高さ100m以上にもなる
セコイア杉の巨木が立ち並ぶ
美しい森の一角、
11平方kmほどの広さの場所です。
3,000人を収容できる宿泊施設の多くは、
キャンバステントだけの
簡潔なものですが、
簡素な木造のキャビンも用意されています。
7月下旬から2週間に渡って行われる
キャンプの間、モンテリオの町の人口は、
普段の4倍に膨れ上がります。
この2週間のあいだ彼らは、
講演会や交流イベントを催し、
親睦を深めます。
と、ここまでなら
単なる社交クラブの珍しくも無い話です。
ところがところが、このキャンプの初日、
「クリメーション・オブ・ケア」と
名付けられた“生贄(いけにえ)の儀式”が
開かれると言うのです。
ちなみに「クリメーション・オブ・ケア」とは
「苦痛のタネを火葬する」の意味です。
湖畔に「ボヘミアの偉大なフクロウ」と
名付けられた苔むした
巨大なフクロウ像が聳え立つ小さな湖、
そこではこんな儀式が繰り広げられます。
会員たちが見守る中、
赤いフード付きケープをまとった
選ばれたメンバーが、
1体の人形を乗せたボートを
水の上へ押し出します。
(一説には生贄とされる
本物の人間が乗せられているとも言います)
そしてその人形には火が放たれるのです。
湖面を炎を上げながらただよう1隻の小舟。
これはキャンプの期間中、
ささいな世間の悩みから
解放されることを
象徴する儀式だと言うのですが。
この時メンバーたちは長いローブを着用し、
フクロウ像の前で
盛大に火を焚き呪文を詠唱し、
度を過ごした飲酒と共に、
古代ドルイド教の儀式を
思わせる行為を行います。
また皆さんは映画監督の
スタンリー・キューブリックはご存知でしょう。
「2001年宇宙の旅」や
「時計じかけのオレンジ」などの
作品で知られていますからね。
彼はまた「アイズ・ワイド・シャット」と
言う作品も作っていますが、
この作品の中には
世間の良識から考えると
かなり問題となる場面が描かれています。(クリック)
その場面はこのボヘミアンクラブの
サマーキャンプでの出来事を
基にしているとも言われています。
そしてスタンリー・キューブリックは、
映画試写会の5日後に
心臓発作を起こしてこの世を去りました。
ボートに乗せられたのが
人形か人間かの真偽はともかく、
この儀式そのものは
芝居じみた雰囲気を
味わっているだけかもしれません。
スタンリー・キューブリックの死も
たんなる心臓発作かもしれません。
しかし見落としてはいけないことは、
このキャンプには欧米で影響力のある
政治家、実業家、軍関係者、
学者等が集まっている事です。
彼らは日ごろの堅苦しさから逃れて、
羽目を外して夏の解放感を
味わっているだけでしょうか?
世間、マスコミの目の届かぬところで
直接顔を合わせて
これからの世界の運命を左右する
「何か」を語り合ってはいないでしょうか?
キャンプの開催地
ボヘミアングローブへの道は、
夏場は無論の事、年間を通して、
ヘリコプター、民間治安部隊、
武装警備員厳重などによって監視されています。
用の無いものはシャットアウトってことです。
全ては噂に過ぎません。
鬱蒼と生い茂るセコイアの森の奥深く、
緑に包まれた闇の中での出来事です、、、。
ということで
ここまでが僕が調べた
陰謀論の様な都市伝説の様な
本当の話の様な
ボヘミアンクラブの概要です。
それなのでデッキのグラフィックは
まさしくボヘミアングローブとなっています。
めっちゃ怪しいだけでなく
これをデッキのグラフィックに
採用してくるとこがクレイジーです。
さらにDon Pendleton(ドン・ペンドルトン)と
Sean Cliverによる共作ってところも
最高に惹かれます。
しかもこのデッキを
取り扱っているショップは
日本ではほぼ無いです。
22.2 x 83.5cm (8.75 x 32.875inch, WB14.75)
トップ面(デッキテープを貼る側)の
ステインの色は写真と違う場合がございます。
デッキご購入の方には
デッキテープが付いてきます。
良いモロクとしておくことはできない。
(注:モロクとはカナンの神の
ヘブライ語名。男性神。
「涙の国の君主」、
「母親の涙と子供達の血に塗れた魔王」
とも呼ばれており、
人身供犠が行われたことで知られる)
それに彼が1パーセントの人たちや
保守的なキャンプエリートたちだけの
ものであるべき理由はない。
- Sean Cliver
https://heshdawgz.stores.jp/items/639068622ad1cc07a63683e8