90年代半ばにはサンフランシスコの
DLX Distributionが
自社で抱える
Spitfire Wheelsの他に
実はMetropolitan USAという
イーストコーストの
スケーターを中心としたチーム構成で
ウィールブランドを
数年間やっていた時期がありました。
しかし今も昔もSpitfireの人気が
ブッチギリだったことや
フォトグラファーの
Ari Marcopoulos(アリ・マルコポロス)の
ビジュアルを採用したイメージ広告は
当時としては前衛的すぎて
あまりヒットしませんでした。
しかし生前の
Keith Hufnagel (キース・ハフナゲル)が
HUFブランドでひと段落してから
DLX Distributionの社長の
Jim Thiebaudに相談し
Metropolitan USAの権利を譲ってもらい
2017年にMetropolitan USAを
再始動させました。
Keith Hufnagelが大事にゆっくり
やっていこうとしていたブランドですので
ボディはMade In Canadaを採用。
フロントに入った刺繍も
綺麗に入っています。
ハイエンドなラインで
スケートウィールのブランドというよりは
ハイエンドなアパレル・ブランドとして
再スタートさせたかったのかもしれません。
しかし個人的には
世界一のピュア・スケートカンパニーである
DLXがスタートしたブランドでありながら
HUFが再始動させてからは
アメリカでも取り扱うショップを
限定させすぎていましたし
ブティックスタイルのアパレルショップで
ばかりやっていたので、スケートショップでの
取り扱いはほぼなかったですし
個人的な意見としては(あくまで僕の意見です)
ちょっと残念な感じではありました。
日本での展開もごく数店舗の
アパレルショップでしたしね。
やっぱり物作りをする上で
どこか根底にスケートボードを
大事にするというか、
ある程度スケーターに愛されている
ブランドであって欲しかったですが
僕にはそれがあまり見えなかったですね。
だから価格帯が合う合わないは別として
スケートショップには並んでいないと
実はリアリティがないんですよね。
そうなればもはや
当時のMetropolitan USAではなく
ほぼ名前だけは
Metropolitan USAですが
別のブランドと考えても
おかしくなかったかな。
でもそれがHUFが
やりたかったことなのかもしれないですし
何が事情があったのかもしれませんから
余計なお世話なんですけど。
とは言いつつもヘッシュは
Metropolitan USAが再始動してすぐに
独自ルートから仕入れて
ちょろちょろと店頭のみで
取り扱ってはいましたが
前述しましたが
HUFが亡くなってしまったことで
遂に今は生産がストップ
していると思われます。
それですのでこれを新品で
ゲット出来るショップは
世界中を見渡しても
そうそうないでしょうから
90年代のイーストコースト好き、
90年代からずーーっと
DLX Distributionが好きな方、
もちろんHUFが好きな方などは
ぜひ手に入れて欲しい1枚です。
貴重であることは間違いないですね。
転売モノでも
新品はほぼ出てこないでしょう。
アホなんでごちゃごちゃと
長く述べましたが
当時からMetropolitan USAが
好きで好きでしょうがない方にも
もちろん買っていただきたい1枚です!
サイズスペックです。
若干の誤差はご了承ください。
着丈約70.5cm
身幅約62cm
(着丈は背中側で
襟を含まず襟の下から
裾を含む裾の端まで、
身幅は脇の下から脇の下で
計測しています)
どうしても汚れているような、
汚れていないような、
その様に見えるような箇所もございます。
神経質な方はご遠慮ください。
決して安くないですが
クオリティは高いですので
プレゼントにも喜ばれると思います。
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