90年代にWorld Industries系列の
グラフィックを担当した
アーティストである
ショーン・クライヴァー
(Sean Cliver)が
スタートしたスケートブランドの
STRANGELOVE。
Sean Cliverが2004年に著した
「Disposable : A History of Skateboard Art」は
スケートボード・アートに関する資料集で
過去30年にわたる
名作デッキ・グラフィックを
カラーで多数収録されたものでしたので
Sean Cliverの名前をご存知の方は
多いかと思います。
さらにSean cliverは
VANS SYNDICATEから
シューズがリリースされたり、
SUPREMEからデッキやTシャツも
リリースされているアーティストです。
今はリミテッドで
デッキやTシャツを作り
ユルりと運営しているブランドです。
最近ではStrangelove x 某 SBも
かなり話題となりました。
Strangeloveのプロダクツは
とても社会的なメッセージの強い
アートワークを採用したり、
映画ネタをモチーフにした
シリーズなど
かなり玄人好みなブランドです。
玄人過ぎる為
まだまだ理解されるまでには
時間はかかるでしょうが
プロダクト作りは他の追随を許さない程
練られたものであることから
少しずつではありますが
日本でも浸透しつつあります。
歴史とクソなことを愛するあまり、
僕は色々なことを忘れがちだ。
僕がよく登場させる
この「愚かな動物たち」は
毎年私たちStrangeloveが
提供する作品の
定番のキャラとなっています。
そして私たちのインスタグラムの投稿に
匿名でコメントするのが
大好きな人たちが、本当に甘くて鋭い、
そして薄いベールに包まれた
“脅し”をかけてくるのが
いつも本当に面白い。
とはいえ、
愚かな動物たち(人間)は存在する。
そして来年も
また西洋文明の衰退について
さらに熱いコメントを
寄せてくれるに違いない。
Sean Cliver
可愛いキャラを採用しつつも
グラフィックで伝えてくるのは
毎回とてもシリアスな社会問題を
取り上げているSean Cliver。
アメリカに銃による暴力がまん延し、
ニューヨーク州の黒人が多い地区の
スーパーマーケットでは10人が死亡。
逮捕された男は白人至上主義に
傾倒していたことから
人種差別と偏見による
ヘイトクライムとみられています。
テキサス州のヒスパニック系が多い
人口1万5000人ほどの
ユバルディで起きた事件は
小学校が襲われて、
児童19人と教師2人が犠牲。
悲劇の連鎖に歯止めがかかりません。
コロナ感染が広がり始めた2020年、
1歳から19歳までの
子供と青少年の死亡原因で、
交通事故を初めて抜いて、
最も多くなったのが銃による傷害。
いまアメリカはおよそ3億9300万丁の銃が
出まわっていると推定され、
世界で唯一「銃が人口よりも多い国」と
言われています。
その為、銃による暴力規制強化を巡り
激しい論争が起きているアメリカ。
可愛い動物のキャラが
“銃を持った殺人鬼から私たちを守れ”
とプロテストしているわけです。
日本は若者の自殺が多いですが
アメリカは銃による傷害が多いなんて
とても悲しい現実ですね。
そしてつい先日のR1グランプリの
吉住さんのネタがデモ(プロテスト)を
取り上げたみたいで
誤解を招く炎上中ですが
暴力で訴えない
平和的なデモもありますし
基本的にはこの国を良くしたいと
動いてるわけです。
私たちが今持っている選挙権も
昔はなかったわけです。
女性も最初は選挙権がなかった、
黒人も選挙権がなかった、
しかしそれら選挙権は私たちの祖先が
デモをして(時には血も流れたが)
得た貴重な権利なのです。
とても尊いものです。
だから一人でも多くの人に
選挙に行ってもらいたいと
HESHDAWGZは訴えております。
そしてSean Cliverによる
こういう演出が
Strangeloveの良いところで
HESHDAWGZが好きな部分でもあります。
繰り返しになりますが
日本でも認知が
上がってきているブランドですし
アメリカでも
完売しているショップが
続出していますので
この機会に是非!
デッキテープを貼る面(表面)や
グラフィック面の
ステイン(木目)の色は
写真と異なる場合がございます。
21.9 x 82.2cm (8.5 x 32.125inch, WB14.25)
デッキご購入の方には
デッキテープが付いてきます。
商品のご購入はこちらから
https://heshdawgz.stores.jp/items/65a64c24d5cfeb03c18f85bd
